学校長
片山 元
本校では、「現場で動ける看護師、優しさあふれる看護師」を育成します。臨床現場で的確に働けることはもちろんですが、大切にしているのは患者さんに対する優しさです。患者さんの気持ちに寄り添う看護師を育てる学校でありたいと考えています。また、看護師の倫理観、社会への貢献などを学べるように、看護教員はもちろん医師も教育にたずさわります。臨床現場をよく知る医師との学びは、卒業後就職した病医院の現場ですぐ役立つと思います。
このような特徴を有する福井市医師会看護専門学校で、患者さんと家族に感謝されるような看護師を目指して学びませんか。ただし看護師になるための勉学は、決して楽ではないと思います。多くの医学知識の習得には時間を要し、臨床実習では看護師になる実感を得ると同時に苦労を感じるかもしれません。卒業までの3年間に学ぶことが多く大変ですが、看護師資格を得られるように優れた教員・講師ともども医師が適切に支援します。福井市医師会としても総出で応援しますので、卒業のあかつきには我々の病院・診療所で働かれることを希望します。
最後に、「すてきな看護師を夢見て」本校でともに学びましょう。福井市医師会と本校の教職員が一丸となってサポートすることを約束します。
(令和4年4月24日)
人体のしくみや病気について医師会の医師が継続的に一貫した授業を行います。
また、国家試験に向けた勉強会など手厚くサポートします。
留年者、退学者を出さないために、授業や試験は基礎的なレベルとして、全学生にチューター制度を取り入れています。また、教職員たちは根気強く一緒に学んでくれます。
看護師国家試験の全国的な合格率は約90%です。万が一不合格となった場合の保険として、希望者は准看護師の受験をすることができます。また、その後も国家試験に合格できるように支援します。入学生全員が資格を取得できるため、卒業生の医療機関への就職率は100%となっています。
一般論や抽象論ではなく、看護の現場で実際に役立つ授業を多く取り入れています。また基礎分野の授業はすべて15時間(8コマ)とし、実習時間は1時間を45分と換算したりすることで余裕のある時間割となっています。
本校では、生命の尊厳と人間愛を基盤とした豊かな人間性を育み、看護専門職者として必要な基礎的知識・技術・態度の修得を目指します。
また、社会のニーズに対応し、地域医療に貢献できる人材、さらによりよい看護を追究し、主体的に学習を継続する姿勢をもつ看護実践者の育成を目指しています。
S51.12.27 | 厚生大臣より看護婦養成所として指定 |
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S52.4.1 | 福井市医師会高等看護学院2年課程 修業年限3年(夜間定時制) 開校 |
S52.9.7 | 福井県より専修学校の設置認可受ける |
S53.1.1 | 福井市医師会高等看護学院を福井市医師会看護専門学校に名称変更 |
H14.4.1 | 全日制の第一看護学科を新設 |
H18.4.1 | 第一看護学科を第二看護学科(夜間・定時制)の閉科に伴い看護学科に名称変更 |
設置・運営 | 一般社団法人 福井市医師会 |
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修業年限 | 3年(全日制、3年課程) |
一学年定員 | 40名 |
敷地面積 | 1,615平方メートル |
建築延面積 | 2,616平方メートル(鉄骨造4階建) |
主な施設 | 講義室、演習室、視聴覚室・OA教室、看護実習室、在宅看護実習室、図書室、カウンセラー室、学生ホール、更衣室、保健室、会議室、講堂 |